除菌コラム

【意外と知らない】ウエットティッシュの種類&使い分け方を元除菌マンが解説します

ちょっとした汚れを落としから除菌に至るまで、ウェットティッシュはとても便利な存在ですよね。

しかし、ご存知でしたでしょうか?ウエットティッシュにはいくつかの種類があり、用途別に使い分けるとより高い効果を発揮してくれます。

ここでは意外と知らないウエットティッシュの種類と使い分け方を、元除菌業者の担当者が解説していきます。小さなお子様や高齢者と一緒に暮らしている方は特に必見です。

ウエットティッシュの種類

ウエットティッシュの種類ウェットティッシュの種類について解説していきます。

基本的には以下の5つのタイプが存在します。それぞれ特徴がありまた得意・不得意がありますので一度確認しておきましょう。

  • 純水タイプ
  • ノンアルコールタイプ
  • アルコール配合タイプ
  • 99%除菌タイプ
  • 消毒タイプ

純水タイプ

純水タイプ小さなお子様や肌荒れが心配な方に特にお使い頂けるのが、純水タイプのウェットティッシュです。

理解と誤解されやすいのですが、純水というのは水道水とはまた少し違います。イメージ的には水道水から含まれているカルキや塩素などの水分を取り除いた、純粋なH2O(水)が純水!というイメージです。

この純水を使用しているウエットティッシュは文字通り水と不織布のみが材料なので、特に肌荒れの心配もありませんし、刺激性もありません。

単純に水拭きしたい箇所に使えるのがこのタイプのウエットティッシュです。ただし除菌力については、いかんせん材料が「水」ですから、ほぼありません。

汚れを落としたい時には使えますが、除菌効果自体はそこまで高くないことを覚えておきましょう。

ノンアルコールタイプ

ノンアルコールタイプ水酸化カルシウムやクエン酸など、天然由来で食品にも使用できる成分を含んだウェットティッシュがあります。これらは往々にしてアルコールを含んでいないノンアルコールタイプのウェットティッシュとして販売されています。

こちらはアルコールを使用していないため、刺激性が低く、それでいて除菌の能力もありますので除菌力も求めるけどアルコールの刺激性はちょっと厳しい!といった利用シーンで大いに役立つ存在です。

アルコール配合タイプ

アルコール配合タイプアルコール配合タイプのウェットティッシュもあります。

一般的にアルコール除菌ができるタイプのウェットティッシュはこの種類に分類されます。アルコールを配合しているため、除菌力があります。
拭き取ったところがすぐに揮発して乾燥するのもまたメリットの一つです。

汚れを落とす以外にも除菌したり気になる個所を拭き取ることができるので、一般的には除菌目的ならアルコール配合タイプのウエットティッシュがおすすめです。

アルコール・99%除菌タイプ

アルコール・99%除菌タイプアルコール配合タイプのウェットティッシュの配分量をさらに増やしたのが、アルコールタイプウェットティッシュの中でも「99%除菌」というキーワードが入っている製品となります。

テーブル・キッチンの周辺、そして除菌が必要な部分にも安心して使えるタイプのウェットティッシュとなっています。一般的にアルコール配合タイプのウエットティッシュよりもやや高価な印象があります。

消毒タイプ

消毒タイプ主にドラッグストアなどで見かける事の多いタイプのウェットティッシュに、消毒タイプのものがあります。除菌ではなく消毒という部分がミソです。

消毒は完全に菌を殺菌・死滅させるか無力化させることのできる製品にしか使用できないキーワードです。

法律の関係で、「消毒」と表示できる製品は一定以上の消毒能力があるものでなければいけません。
よって、消毒タイプのウエットティッシュは非常に強い消毒力を持ちます。

ウエットティッシュの使い分け方は?

ウエットティッシュの使い分け方は?ウエットティッシュの使い分け方について紹介していきます。基本的には除菌目的がほとんどかと思いますので、99%除菌が可能なウエットティッシュやアルコール除菌と明記されているウエットティッシュを使うのがお勧めです。

しかし状況に応じてこれ以外のウエットティッシュを使うべきタイミングもあります。それぞれご紹介していきます。

肌が弱い人・お子様向けのウエットティッシュ

肌が弱い人・お子様向けのウエットティッシュ肌が弱い人やお子様には純水タイプのウェットティッシュを使うと良いでしょう。

アルコールだと刺激性が強すぎますし、ノンアルコール除菌タイプの製品でもクエン酸など刺激性のある成分が含まれているケースがあるため、あまりオススメはできません。

ガッツリ汚れを拭き取りたい時のウエットティッシュ

ガッツリ汚れを拭き取りたい時のウエットティッシュがっつり油汚れやその他頑固な汚れを拭き取りたい時は、油汚れを落とす効果のあるアルコール配合のウエットティッシュを使うとよいでしょう。

かといって消毒タイプのアルコール配合ウェットティッシュを使ってしまうと、コスパが悪くなってしまいます。

消毒用途で使いたいときのウエットティッシュ

消毒用途で使いたいときのウエットティッシュ消毒や除菌をしたい時には少しお値段が張ってしまいますが、医薬部外品で「消毒可能」と明記されているウェットティッシュを使用しましょう。

除菌タイプ(有害なものを拭き取る)と違って完全に付着している菌やウイルスを無力化するという効力を持っていますので、必要に応じて使い分けると良いでしょう。

ただし注意すべきポイントとして、消毒どちらも完全に全ての菌を無力化できるわけではありませんので、覚えておきましょう。

除菌ウエットティッシュに関するQ&A

除菌ウエットティッシュに関するQ&Aここからは除菌ウエットティッシュに関するよくある質問をまとめていきます。実際に現場でお問い合わせをいただいた内容も含まれていますので、除菌ウェットティッシュに関して気になるポイントはこちらで解消していきましょう。

激安ウエットティッシュに効果はあるの?

激安ウエットティッシュに効果はあるの?激安ウエットティッシュに効果はあるか?とよくお問い合わせをいただきます。

回答としては激安製品でもノンアルコールタイプ・アルコールタイプともに製品として出荷されている以上、一定の効果はあると考えられます。

特に安いウエットティッシュだからといって、全く効果がないということではないでしょう。

ただしウエットティッシュには今回ご紹介しているように様々なタイプがあります。例えば完全に菌を無力化したり消毒したいときに、激安のノンアルコール除菌タイプのウェットティッシュを使うと当然ですが、想定しているような効果は得られません。

乾燥しちゃったけど除菌効果はあるよね?

乾燥しちゃったけど除菌効果はあるよね?今からとても重要なことを言います。

ウエットティッシュが乾燥している場合、ほぼ除菌効果はありません。

ウエットティッシュはウエット状態・つまり濡れているからこそ細菌やウイルスを拭き取ったり汚れを落とす効果があります。

乾燥してしまった場合水分がありませんので、思うように除菌効果が得られません。除菌目的でないウエットティッシュの場合も、水気がないので単純に汚れが落としづらくなるといえます。

ウエットティッシュで拭ききれない部分の除菌はどうしたらいいの?

ウエットティッシュで拭ききれない部分の除菌はどうしたらいいの?
ご家庭内で特に細かい部分や床・その他狭い部分などウェットティッシュで除菌しきれない部分もあるでしょう。

このような部分はプロの業者に除菌を依頼するという方法もあります。

ハウスクリーニングサービスが一般的に使われているように、最近は除菌業者を呼んで自宅の除菌を定期的に行うというご家庭が増えています。

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特にご自宅に感染リスクの高い職場で働かれている方や最前線で働かれている従事者の方がいらっしゃる場合には、ご家族を守り安全な空間を作り上げるためにも…ご自宅の除菌という考え方が重要です。

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