先日「今さら聞けないシリーズ」として手洗いの方法をご紹介しました。
その関連というわけではないのですが、どうせなら「うがい」の正しい方法も徹底的に解説しておこうと思い立ちました。
学校で「これが正しいうがいの方法です」と教えてもらえる機会もそう多くはないでしょうし、ましてテストに出てくる可能性もそこまで高くはありません。
仮に学校で習っていたとしても・・・それからウン十年という方も多いでしょう。そこでここでは、うがいの方法を元除菌担当者が解説していきます。
うがいの方法・順番まとめ
うがいの方法と順番をまとめました。前提として覚えていただきたいことがあります。
うがいは最初に「ブクブク」とすすぎをすることが重要です。
最初にぶくぶくとすすぎをして吐き出すことにより、口の中にある汚れや雑菌の類を一度外に排出することができます。
余計なものを排除してから本格的なうがいを行うことで、より効果的に喉の奥にある雑菌やウイルスを排出することにつながります。
それを踏まえて以下では、正しいうがいの方法をご紹介していきます。
【1回目】ガラガラ15秒
まずは1回目のうがいです。最初にぶくぶくとすすぎをして水を吐き出した後、もう一度水を含みます。その後でガラガラと音を立てる「いつものうがい」を15秒間行ってください。
意外と数秒程度で吐き出してしまう人が多いものの、具体的に効果があると考えられるのは15秒以上のうがいです。
ちなみにこの時、出来る限り喉の奥まで水が行き渡るようにうがいの声出し方法を少し工夫してみると良いでしょう。ただし、あまりにアクロバティックな方法でうがいをすると気管に水が入ったりして危険なので・・・常識の範囲内でOKです。
【1回目】吐き出す
1回目のうがいが終わったら、水を吐き出しましょう。この時、時間がなければ吐き出してすぐに2回目のうがいに入っても構いません。ただ、数秒程度の時間が確保できるなら一度吐き出した後、再び水を含んでブクブクとすすぐところから2回目を繰り返すのもおすすめです。
【2回目】ガラガラ15秒
続いて2回目のうがいです。1回目と同じようにガラガラと15秒ほど音を立ててうがいをするようにしましょう。
ちなみにうがいの際に使用する薬剤はいわゆるポビドンヨード(※商品名で言うと代表的なのはイソジン)のような、うがい薬が最も有効です。
ただしポビドンヨードが適切に用意できない環境では、塩をひとつまみ入れた塩水でもうがいが可能です。
さらに塩水も用意できない場合は、水道水に含まれている塩素でもある程度の殺菌・除菌効果が期待できるという説もあります。
いずれにしてもミネラルウォーターや精製水でうがいをする方はあまり多くはないと思いますが、何かしらの殺菌効果・除菌効果のある成分を含んでいて、なおかつ口に入れても健康上の差し障りのない成分を使用するようにしましょう。
コラム・次亜塩素酸水でのうがいは正しいの?
結論から言うと次亜塩素酸水でのうがいは相当に注意すべきです。少なくとも自家製・お手製の次亜塩素酸水でのうがいは、絶対にやめてください。
次亜塩素酸水は極めて強力な除菌・殺菌作用を持つ水です。しかし作る時にハイターの薄め液などを使用している場合、その他の配合成分が人体に悪影響を及ぼす可能性があります。
またもっと言うと、次亜塩素酸水は極めて不安定な性質を持っています。そのため、製造元があやふやだったり、慣れていない人が作った次亜塩素酸水は基本的にうがいをしても意味をなさないばかりか健康上のリスクがあると思ってください。
実は次亜塩素酸水を販売している業者の営業マンと一時期、仲良くしていたのですが・・・営業トークの時にマニュアルで自社の次亜塩素酸水を口に含んでうがいをしてみせたり、うがいをしてみてくださいとその場でうがいさせたりするケースがあるそうです。ただ営業マン的にはマニュアルとはいえど場合によっては口の中がピリピリしたり、体に異変を感じるケースが多いので、あまりお勧めはできないとのことでした。
【2回目】吐き出す
余談をはさみましたが・・・ガラガラの2回目が終わったら吐き出しましょう。ここまででより効果的に口の中、そして喉に付着しているウイルスや雑菌、その他の汚れを除去できたことになります。
正しいうがいの回数は1日何回?
1日3-4回です。
1日の中で起きているのが16時間程度だと仮定しましょう。
この時1日4回のうがいをすると、だいたい4時間に1度うがいをすることになります。これ以上になると、ほとんど2時間から3時間に1回はうがいをしなければならなくなります。
これだとスケジュールや生活サイクルに支障が出ることも考えられますので、大体1日3回から4回程度を目安にしたいところです。
子供のうがいは4歳位からチャレンジ!
子供のうがいは、お子様が小さすぎるとうまくうがいができず気管に水が入ってしまったり、様々な危険を伴います。
かと言って、うがいをしないで大きくなるというのもちょっと考えもの。
そこで、個人的に会社でお客様に聞かれた時には「だいたい4歳頃からチャレンジしてみてはいかがでしょう?」とお伝えするようにしていました。
このくらいの年齢になってくると幼稚園や保育園で「うがいの指導」があるケースも多いので、一旦先生方にうがいの方法をレクチャーしてもらうというのも良いでしょう。
ちなみにうがいの時にふざけていたりすると、気管に水が入って大変危険です。うがいの時にはふざけたり、おちゃらけたりしないように常日頃からご家庭で指導しておくと良いでしょう。
まとめ
今回も「今さら聞けないシリーズ」という形でうがいの方法をご紹介してきました。手洗いとうがいは感染対策の基本中の基本です。
どうせ時間を割くなら、正しい方法でより効率的・効果的に取り組みたいところですね。
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