除菌コラム

いまさら聞けない!元除菌のプロが教える「ただしい手洗い」の方法

新型ウイルス感染症の感染拡大が止まりません。2020年からの爆発的な感染拡大が止まらない中、もはや一人一人が自分の身を自分で守ることが求められる時代となりました。

また小さなお子様や高齢の方がご家族にいらっしゃる場合、除菌の方法や感染対策もある程度マニュアル化することが必要でしょう。

そこでここでは、今さら聞けない超基本中の基本のハナシとして・・・正しい手洗いの方法を元除菌のプロがお教えしていきます。

今さら聞けない手洗いの方法、いま一度、正しい方法を身につけていきましょう。

正しい手洗いの方法まとめ

正しい手洗いの方法まとめここからは正しい手洗いの方法をステップバイステップでまとめていきます。

意外と手順を見落としてしまったり、スキップしてしまいがちな手洗い。基本的な順番を守ることで、より効果的に手についている雑菌やウイルスを洗い流すことができるでしょう。

ちなみに石鹸を使って手を洗う場合、石鹸そのものには殺菌効果がないケースもあります。しかし、だからといって無意味ということは絶対にありません。

石鹸はそもそも界面活性剤という性質を持っています。

詳しい作用機序について話をすると長くなるので、簡単なイメージだけお伝えします。

石鹸は、そのぬるぬるとした成分・働きのおかげで・・・手についているウイルスや雑菌をそのまま洗い流すことができます。そのため、結果的にウイルスを手・指から取り除くことが可能です。

それでは具体的な方法を確認していきましょう。

最初に流水で手を洗い流す

最初に流水で手を洗い流します。このことは手についている大きめのチリやホコリ、その他汚れを落とすことに役立ちます。

ちなみに流水で手を15秒以上を洗い流すことで、そもそも手に付着しているウイルスや雑菌を1%台まで落とすことができるという情報もあります。

そこから石鹸を使って、より高い精度でウイルスや雑菌を洗い流すようにしていきたいところです。

せっけんを手に取る

流水で十分に手を濡らし、洗い流したら、続いて石鹸を手に取りましょう。石鹸は主に二つのタイプがあります。ここではそれぞれの石鹸のタイプ別に「手に取るときのコツ」を解説しておきます。

液体せっけんの場合

液体石鹸の場合は、必要十分な量を手に取りましょう。基本的には1プッシュから2プッシュが適切な分量と言えるでしょう。

もちろん、これ以上の石鹸を手にとっても問題はありません。しかし結果的に意味がないケースもあるので、適切な分量の使用を心がけましょう。

反対に、石鹸の量が少なすぎると十分に石鹸が行き渡らず洗浄効果が弱まります。

固形せっけんの場合

固形石鹸の場合は使用前に、1度水でさっと洗い流しておきましょう。というのも固形石鹸は性質上、前に使った人のウイルスや雑菌が石鹸の表面に付着している可能性があるからです。

そして石鹸を手に取るときは、可能な限りキンキンの流水ではなく、少し暖かいと感じるくらいの温度の水を使いましょう。というのも固形石鹸の場合は、水の温度が低すぎるとうまく泡立たないことがあります。

何よりも、冷たいすぎる水だと手を洗うのが嫌ですよね。

よく泡立てる

よく泡立てる
石鹸を手に取ったらよく泡立てましょう。

石鹸の効力が最も発揮されるのは、泡立っている時です。石鹸の泡がウイルスや雑菌を包み込んで洗い流してくれるというイメージでいると良いでしょう。

よく泡立ったら、続いて以下のポイントを重点的に洗うようにしていきます。

手の甲をもみ洗いする

まずは手の甲を揉み洗いしましょう。

意外と雑菌やウイルスが付着しているのに見落としがちなのが、手の甲です。手の甲の細かいシワにも雑菌やウイルスがたまりやすいので、この辺りもきちんと洗浄していきましょう。

指の間をもみ洗いする

手の甲と同様、あるいはそれ以上に雑菌がたまりやすく、危険なのが指の間です。

指の間に溜まった雑菌やウイルスが洗い流せておらず、結果的に様々な感染症を引き起こしたりするケースは昭和の時代からよく取り沙汰されるものでもありました。

近年の新型ウィルス感染症対策には、指の間のもみ洗いが非常に重要と言えます。

親指をねじり洗いする

親指をねじり洗いしましょう。親指の付け根から先まで、意外と手洗いでは汚れが落としきれません。親指に集中して「ねじり洗い」することで、より全体的な清浄度を高めることができるでしょう。

手のひらと指先をもみ洗いする

続いて手のひらと指先のもみ洗いです。細かいところから手を洗ってから、手のひらと指先をもみ洗いするとより効率的かつ効果的に手洗いができます。

手首を洗う

最後に手首も忘れずに洗うようにしてください。

例えば腕時計をつけている方やリストバンドを付けている場合、特に汚れがたまりやすく不潔です。その他、雑菌がたまりやすいエリアでもあります。きちんと洗浄するようにしましょう。

すすぐ

すすぐここまで洗ったら、最後にたっぷりの流水で洗い流すようにしてください。

特に石鹸での手洗いは「すすぎ」の工程が最重要なポイントです。

石鹸で泡立て手を洗っただけでは、まだウイルスや雑菌が手に付着している状態です。これを洗い流すことで、初めてウイルスや雑菌も流れていくことになります。

上記を2回繰り返すと効果的!

基本的には上記の流れを1回行えば手は綺麗になります。しかし最近の研究結果では、上記の流れを2回繰り返すと極めて高い水準でウイルスや雑菌を落とすことができると知られるようになりました。

私も個人的に「2度洗い」を行うようにしています。

手洗い時の注意点

手洗い時の注意点手洗いの時に注意しておきたいポイントをご紹介します。せっかく手洗いをしてウイルスや雑菌を自宅・大切な空間に持ち込まないようにしていたとしても・・・以下のポイントを守らなければ意味がなくなってしまいます。

時計やアクセサリーは外してから除菌!

時計やアクセサリー類は、基本的に外してから手を洗うようにしてください。

その他可能な限り腕につけていた時計やアクセサリー類も、別途除菌を行うようにしたいところです。

あまりにも細い指輪などは手洗いの都度外していると・・・落としてしまったり、石鹸のツルツル・ヌルヌルで排水溝などへ落としてしまう可能性があります。

これだと取り返しのつかない事になるので、個人的には指輪は外さず、手洗いと一緒に石鹸で洗い流すくらいが丁度良いと考えています。

洗ったあとはタオルやハンカチで蛇口をひねる

手を洗った後は、蛇口に直接触れないようにすることが重要です。タオルやハンカチで蛇口をひねると良いでしょう。

というのも蛇口は手を洗う直前に触っていたポイントです。その他、他の人が触っていたポイントでもあります。

つまり、よほど気をつけて蛇口の除菌・消毒をしていない限りウイルスや雑菌が付着している可能性が高いです。

手を洗った清潔な状態で蛇口を触ると手洗いが完全に無駄になる可能性が極めて高いので、ハンカチやタオルを使って蛇口をひねるようにするとよいでしょう。

手洗い後の保湿も大切に

アルコール消毒でも同じことが言えます。手洗いの保湿は大切なポイントです。

というのも手洗いやアルコールでの消毒・除菌アイテムを使った除菌作業は基本的に手の平にある油分を取ってしまうものです。

その他、本来は手に住み着いているはずの常在菌という、いわゆる手にとって良い働きをしてくれる菌も洗い流してしまうことになります。

手洗いを繰り返すと、結果的に手荒れや乾燥状態がひどくなることがあります。

よって手洗い後の保湿はとても重要です。保湿クリームを適切に組み合わせて使用するようにしましょう。

まとめ

まとめ今回は今更聞けない!というテーマとして「正しい手洗いの方法」をご紹介してきました。「たかが手洗い」と思っていませんか?

手洗いは感染対策でも極めて重要なポイントです。今回ご紹介した内容を踏まえてご家族とも一緒に手洗いを続けていただければと思います。

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