再感染とは、一度感染した人であっても再度新型ウイルスに感染することです。
これまでは「一回感染したら抗体が付く」と考えられてきましたが、研究が進むにつれそうとは限らないことが分かってきました。
今回は、
- 新型ウイルス再感染とは
- なぜ再感染してしまうのか
- ウイルスによって再感染しやすいものはあるのか?
について解説していきます。
新型ウイルス治癒後も再感染のリスクがある?
新型ウイルスに感染して治癒した人も、再感染するリスクはあります。
新型ウイルスから回復した人の多くは、少なくとも6か月間の抗体を持つとされています。
2020年5月から11月にかけてアメリカ軍海兵隊を対象に行った研究によると、10%の人が軍隊に入る前に感染した経験がありながらも入隊後再度陽性反応が出たそうです。
デンマークが400万人を対象に行った調査によると、第一波で感染した人の0.65%が第二波で再感染していたことが判明しました。
今もまだパンデミックの最中ということもあり、再感染に関するデータは場所や調査機関によって異なります。
再感染するのは抗体が出来ていないから?

先ほどのデンマークの調査によると、再感染のしやすさは年齢層によって異なるようです。
65歳未満の80%以上が免疫がある一方で、65歳以上の人が免疫を持つ割合は47%まで低下するとされています。
これは加齢による「免疫老化」が関係していると考えられ、免疫システムに作用し若年層よりも再感染のリスクが高まると考えられています。
変異種は再感染しやすい?

現在、世界各国で新型ウイルスの変異種が誕生しています。
特に2021年に入ってから日本各地で広がりを見せている「E484K」型は、従来の新型ウイルスよりも再感染しやすくなる可能性が指摘されています。
地域によっては従来の新型ウイルスと変異種が置き換わった状況のところもあるようです。
2021年4月に国立感染症研究所が実行再生産数を計算し、変異種は従来種よりも1.32倍感染しやすいことも分かっています。
また、インドで猛威を奮っている変異種は、免疫反応の回避能力があるウイルスで一度感染した人も再感染するリスクがあります。
ウイルス全般に言えることですが、感染拡大を続ける中でどんどん変異していくので再感染しやすい変異種が生まれること自体は不思議ではありません。
日本国内ではまだワクチン摂取が進んでいない状況ですので、インドの変異種のように再感染しやすいウイルスが主流になると医療現場への負担拡大なども考えられます。
ウイルスの種類によってワクチンの効き目は変わる?

変異種によってワクチンの効果が変わるというデータもでています。
ジョンソンエンドジョンソン社のワクチンはアメリカでの発症予防効果が72%だったにも関わらず、南アフリカ共和国では57%まで下がっていたことが分かりました。
Novavax社のワクチンも従来型には95.6%高い効果を発揮した反面、南アフリカの変異種への効果は60%にとどまりました。
効果が全くなくなるわけではないようですが、ワクチンが効きにくい変異種が流行している点は注視していく必要があるでしょう。
感染した経験がある人が再感染した場合、多くの人が無症状または軽症だそうです。
しかし、粘膜内のウイルス量は初めて感染した人と同水準で存在しているという研究結果も存在しています。
つまり再感染した人は症状が出なくても他の人に移す可能性が高いということなので、既感染者であってもワクチンを摂取するべきでしょう。
新型ウイルスのワクチンは2回の摂取が推奨されていますが、感染した経験がある人は抗体があるから1回だけの摂取でいいのでは?という意見もあるようです。
あくまでも一意見であり、十分な検証がなされていないため現段階では感染経験がない人と同じように2回の摂取が勧められています。
店舗やオフィスは定期的な除菌がおすすめ!
パンデミックを続け、世界各国で変異種を生み出し続ける新型ウイルスでは再感染はそれほど珍しいものではないのかもしれません。
日本でも東京・大阪・福岡など都市部を中心に、どんどん新しい変異種が確認されています。
新型ウイルスに感染した経験がある方も再感染する可能性も十分考えられるので、気を抜かず毎日の対策やケアをお忘れなく。
特に人の出入りが多くなりがちな飲食店や小売店、オフィスなどは「1度したからOK」ではなく定期的な除菌・消毒がおすすめです。
毎日の掃除など、一人ひとりの意識を高めることも大切ですが、プロの除菌業者に依頼することで専用の薬剤や機器を使って漏れなく除菌消毒してくれますよ。
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