毎年やってくるジメジメした梅雨は、湿気によるベタベタした感じが続きます。菌が繁殖しやすいため、カビや食中毒も心配ですよね。
今回は、そんな梅雨時期でもスッキリ快適にすごせる、部屋づくりの方法を紹介します。普段の掃除に除菌対策をプラスするだけで、梅雨のトラブルや不快感をぐっと減らすことができます。
もちろんあれこれ掃除を増やすのは大変ですから、普段の掃除に少しずつ取り入れるだけでOK。小まめに掃除をして、梅雨を乗り切りましょう。
布製品の除菌方法
まずは、こちらの布製品の除菌方法から。
- 布団カバー・シーツ
- 枕・クッション
- カーテン
- カーペット
家の中でも布製品は特に湿気を吸収しやすく、カビが繁殖しやすい場所といえます。しっかり除菌をするだけでなく、充分に乾燥させることでカビを防ぎましょう。
布団カバー・シーツ

布団カバーやシーツは人間の垢やホコリがつきやすく、カビの繁殖には絶好の環境です。日常的には除菌スプレーを吹きかけて除菌を行い、こまめに洗濯しましょう。
雨の日には乾きにくいのが難点ですが、乾燥機を使ってしっかりと乾かすこともポイントです。
また、布団自体は布団乾燥機を使ったり、クリーニングに出したり、コインランドリーに行くなど定期的に湿気を取り除くようにしましょう。
ちなみに、ベッドが窓にぴったり付いていると通気性が悪く、湿気を呼ぶ原因になります。窓からは、できるだけ離してベッドを置くようにするといいですね。
枕・クッション

枕やクッションの場合は、こまめに除菌スプレーをかけて除菌し、定期的に丸洗いするのがおすすめです。
布団と同様に、乾燥機を使って中を乾燥させるとカビが繁殖するのを防げます。大きくてお家で難しい場合は、クリーニングに出しても良いでしょう。
カーテン

カーテンも、除菌スプレーが便利です。カーテンを丸洗いするのはなかなか難しいですが、除菌スプレーなら大きなカーテンもシュッと吹きかけるだけで簡単に除菌することができます。
もちろん定期的な洗濯ができるとベストです。その際には、完全に乾燥させるのを忘れないでください。カーテンは特に窓に近いため、湿気を吸い込みやすいのです。
また、レースとカーテンを両方つけているお家の場合、梅雨時期だけレースを外しておくのもいいでしょう。万が一カビが生えてしまっても、被害が最小限で済みます。
カーペット

カーペットは、掃除機をかけてから粘着カーペットクリーナーでホコリ・食べカスなどを取り除きます。
掃除機だけではカーペットに入り込んだ髪の毛やホコリを取り切ることが難しい場合、粘着カーペットクリーナーの利用もおすすめです。
それから除菌スプレーを吹きかけると有効です。汚れを取り除いた上で、全体に除菌スプレー吹きかけましょう。
また、定期的にはがして風にあてるとカビ予防になります。丸洗いの難しいカーペットですが、カビの繁殖しやすい環境であることを覚えておきたいですね。
家具の除菌方法
次に、家具の除菌方法をみていきます。
- テーブル
- ソファー
- 鏡
- 下駄箱
家具は基本的に除菌スプレーで除菌ができますが、中には湿気対策をすべき家具もあります。
テーブル

食事などでも頻繁に使うテーブルは、しっかりと除菌しておきたいところです。
除菌スプレーを吹きかけたり、ウェットティッシュのような除菌シートも使いやすいでしょう。食べこぼしがあると、梅雨時期はすぐにカビの原因になりえますので、注意が必要です。
ソファー

ソファーも、除菌スプレーが手軽で便利です。
特に布製ソファーの場合は、粘着カーペットクリーナーで食べこぼしやホコリを取り除くようにしましょう。
丸洗いは難しいですが、ソファーカバーがあれば定期的な洗濯を心がけ、完全に乾燥させてから取り付けてください。
鏡

お風呂場や脱衣所の鏡は、手垢がつきやすいところです。
水拭きでは後が残ってしまうので、エタノールの除菌スプレーを使って拭き取ると良いでしょう。
エタノールは除菌効果が高いため、カビの発生しやすいところで特に活躍します。拭き取ったあとは、乾いた新聞紙で乾拭きを。新聞紙は湿気を吸い取ってくれるため、乾燥を助けてくれます。
下駄箱

濡れたままの靴や傘が置かれる玄関は、下駄箱を中心に除菌対策必須の場所です。
下駄箱には、乾燥剤や新聞紙を入れて湿気を取り除くようにしましょう。除菌スプレーも有効ですが、乾燥しなければ意味がありません。
また、濡れたまま靴を下駄箱に入れないようにすることも大切です。
そのままにしておくと臭いの原因にもなるので、濡れた靴は浴室の乾燥機や換気扇などを使い、できるだけ早く乾燥させましょう。
家電の除菌方法
家電にも除菌が必要です。
- テレビ・オーディオ
- スマートフォン
- 洗濯機
- 冷蔵庫
- 電子レンジ
梅雨の時期、冷蔵庫は特に気にして掃除をするという人は多いでしょう。
しかし、他にも除菌しておきたい家電はたくさんあります。定期的に除菌しておけば、故障もしにくくなります。
テレビ・オーディオ

テレビやオーディオは、水拭きしてしまうと故障の原因にもなります。
そこで使いたいのは、除菌シート。液体が機器内部に入ってしまうことがないため、安心して除菌することができます。
細かい隙間には、無水エタノールを綿棒に染み込ませてから拭きましょう。すぐに蒸発する無水エタノールは、ピカピカにしながらしっかりと除菌してくれます。
スマートフォン

スマートフォンには雑菌がたくさんついているという話は有名ですが、もちろん除菌スプレーはNG。
まずはメガネ拭きのようなクロスでホコリを取り除き、除菌シートで拭きましょう。
スマートフォンはデリケートな電子機器のため、高濃度アルコール除菌シートなどを使用すると、塗装が剥がれたり故障する可能性があります。
少量のアルコールを含んだ柔らかい布で、表面を拭く程度が推奨されています。
洗濯機

洗濯機は、洗濯したあとのもわっとした臭いが気になることがあります。
洗濯槽は定期的に漂白剤を使って、槽洗浄を行いましょう。
また、ドラム式洗濯機の場合は、ドアの内側のゴムパッキンにカビが生えやすいです。除菌スプレーと布を使い、内側を拭き取るようにして除菌すると対策になります。
なお、洗濯機のカビの原因は、洗剤や柔軟剤の入れすぎ・ドアの閉めっぱなし・洗濯物カゴのかわりにしている、などが考えられます。心当たりがある人は、洗濯機の使い方も改善しましょう。
冷蔵庫

カビが生えると一番嫌なのが、冷蔵庫。食品を保管する上で、清潔な冷蔵庫でありたいものです。
冷蔵庫の除菌には、冷蔵庫の材質にあわせて除菌スプレーを使いましょう。中の食品を出してから、キッチンペーパーや使い捨ての布に含ませて冷蔵庫内を拭き取ります。
特に菌が多いのは、野菜室です。野菜から出る水分や、野菜についた土などから菌が繁殖しやすいため、こめまにアルコールなどで除菌をするようにしましょう。
電子レンジ

電子レンジは汚れがつきやすいため、汚れたらすぐに掃除をするようにしましょう。
使いやすいのは除菌シートで、汚れを拭き取ってすぐに捨てられるのも嬉しいポイント。
こびりついた汚れには、電子レンジで蒸しタオルをつくると汚れが浮いて落としやすくなりますよ。
キッチンアイテムの除菌方法
最後は、キッチンアイテムの除菌方法です。
- 食器洗いスポンジ・ふきん
- 調理器具・食器
キッチンの中でも、特に菌が繁殖しやすい2つを選びました。梅雨時期にカビが生えやすいのはキッチンと言われており、除菌しておかなければ食中毒などを引き起こす危険もあります。
正しい除菌方法で、清潔なキッチンを保ちましょう。
食器洗いスポンジ・ふきん

食器洗いスポンジは、台所用塩素系漂白剤を使って除菌するのが確実ですが、熱湯に1分ほど浸すことでも除菌できます。
その後しっかりと乾燥させることが重要で、放置しておくと雑菌の繁殖しやすい環境になってしまうため注意が必要です。1ヶ月程度で買い換えるとより衛生的です。
ふきんは、水洗いだけでは不十分です。除菌もできる食器用洗剤をもみ込み、そのまま置いておきましょう。しばらくしたら水でよくすすぎ、乾かします。
これだけなら毎日できそうです。梅雨時期だけでも習慣にするといいでしょう。
調理器具・食器

調理器具の中でも、まな板や包丁は特に菌が繁殖しやすいもの。調理中はこまめに洗い、最後に熱湯消毒をしましょう。
まな板は、除菌スプレーも便利で、肉用・魚用・野菜用と使い分けることも、菌を繁殖しにくくさせるコツです。
また、食器は食器用洗剤しか使っていないという人も多いでしょう。
しかし、梅雨の時期や感染症が気になる時は、しっかりと除菌しておくと安心です。
除菌方法は、塩素系漂白剤につけるか、お湯につけて熱湯消毒。最後に乾燥も忘れないでくださいね。
まとめ

細菌やウイルスの繁殖が気になる梅雨の季節は、いくらきれいにしても不安ですよね。
雨が続くと湿気がおさまらず、掃除もはかどりません。
そんな時は、プロに本格的な除菌を依頼してみるのはいかがでしょうか。
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