普段から素手で触れているキーボードはきれいに除菌して使えるようにするのが大切です。
ただ、手近にある除菌シードでさっと拭いたら大丈夫だと思っていないでしょうか。この記事では正しいキーボードの除菌方法を解説します。
キーボードと除菌シート系商品の相性は?
キーボードを除菌しようと考えたときによく思い浮かぶ三つの商品があります。アルコールシート、乾いたクロス、キーボードクリーナージェルです。まずはこれらのアイテムとキーボードとの相性を確認しておきましょう。
アルコールシート
アルコールシートは主にエタノールをアルコール系の除菌成分として含んでいるシート系商品です。
気軽に拭けるメリットはありますが、アルコール濃度が高いとキーボードの塗装や表面のコーティングを剥がしてしまうリスクがあります。
水分が多いシートの場合にはキーの隙間から水分が入ってしまって故障させる可能性もあるので、あまりキーボードの除菌には適していません。
乾いたクロス
乾いたクロスはキーボードに付着したホコリやチリ、髪の毛などを取り除くことができるお掃除アイテムです。
手入れをする上では有用ですが、除菌については十分な効果がありません。
クロスの種類によってはホコリなどが静電気でよく吸着するものの、素材次第では舞わせてしまって菌が飛散するリスクがあります。
クロスに付着した細菌やウイルスが他に広がる可能性もあるので避けた方が良い方法です。
キーボードクリーナージェル
キーボードクリーナージェルはキーボードのくぼみまできっちりとお掃除できるお手入れアイテムです。
水分を一切使わずに粘着力でゴミを取り除けるのが特徴で、キーボードを故障させるリスクはまずありません。ただ、キーボードクリーナージェルには除菌効果がないので、キーボードクリーナージェル自体に細菌やウイルスなどが付着するだけです。
キーボードから完全に除去できるかも検証されていないので、無駄に感染リスクを広げてしまうリスクがあります。
キーボードの正しい除菌方法は?
一般的な上記の三つの方法では正しい除菌ができそうもないことがわかりました。
それではキーボードはどのようにして除菌したら良いのでしょうか。
除菌シートで拭く
手近にある除菌シートでキーボードを拭くのが結局は正しいやり方の一つです。
除菌シートなら何でも良いというわけではありません。前述のように高濃度のアルコールを使っているシートではキーボードの表面を変質させてしまうリスクがあります。
そのため、アルコールの濃度を下げていて、抗菌成分や界面活性剤などを配合して除菌できるようにしているシートを選ぶのが大切です。
強い成分ではキーボードを傷める可能性があると覚えておくと良いでしょう。
キーボード用のクリーニングジェルを使用する
キーボード用に設計されているクリーニングジェルを使う方法は安全性が高く、除菌作用も期待できる方法です。
クリーニングジェルの中にはエタノールなどを配合していて、ただゴミを取り除けるだけでなく細菌やウイルスなどにも作用を示すものがあります。
日常的な除菌に使うには、ジェルを張り付けたり剥がしたりするのに手間がかかるのであまり向いていません。キーボードを大掃除したいときに合わせて除菌できるとアイテムと考えた方が良いでしょう。
消毒液をマイクロファイバー布にしみこませて拭く
消毒液を使ってキーボードを除菌することも可能です。
毛羽立ちがないマイクロファイバー布を使って、消毒液をしみこませて優しく拭くのがコツ。ただの雑巾を使うと糸やくずがキーボードの隙間に入るリスクがあります。
また、消毒液は少量だけつけるのも重要で、滴り落ちるほどになっているとキーの隙間に消毒液が入ってしまうことによって、故障の原因にもなっているのです。
固く絞ってから拭くのでは揮発してしまって効果が薄れてしまうため、量の調節が難しいのが問題点。ただ、適切な量の消毒液を使えればきっちりと除菌できます。
一番良いのは「オフィスごと除菌?」
パソコンのキーボードは普段から除菌しておかなければ感染拡大の原因になります。
オフィスでは個人に貸与しているキーボードを各自で除菌させるのも大切ですが、共用にしているパソコンのキーボードは定期的に誰かが除菌しなければならないでしょう。
使う度に使った人が除菌するルールにするなら担当者は必要ありませんが、簡単にできるようにしないと遵守してもらえません。効率よく確実に除菌できるようにするには、オフィスごと除菌してはいかがでしょうか。
プロの除菌業者に依頼すれば空間除菌でオフィスごと対応してもらえます。
パソコンのキーボードだけでなく本体もまとめて除菌できるので、安心できるオフィス環境を作れるでしょう。
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まとめ
パソコンのキーボードは感染源になるリスクが高いことから日常的に正しい除菌をすることが大切です。
除菌シートは使用可能ですが、アルコールが強いと塗装などを傷つける可能性があるので注意してください。
オフィスでは定期的な除菌を確実に行えるようにするのが肝心です。空間除菌も含めて検討し、最適な対策を速やかに実行していきましょう。
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