社用スマホを使用しているときに除菌を考えたことがあるでしょうか。
社員が触っている端末にはもしかすると菌が付着しているかもしれません。
この記事では社用スマホを使用している現場向けに除菌方法をわかりやすく解説します。
社用スマホの除菌方法3選
社用スマホはどのようにして除菌したら良いのでしょうか。スマホが壊れないようにしつつ、除菌もできる方法は以下の3つです。
①専用のクロスで拭く
スマホの専用のクロスで拭くのが最も安全性が高い方法です。
きめ細かな生地なので液晶を傷つけるリスクも低くなっています。ただ、除菌効果があるかどうかはクロスの種類次第なので注意が必要です。
②特殊なワイプで拭く
特殊なワイプで拭くのが除菌効果の観点では優れています。
70%イソプロピルアルコール含有ワイプ、クロロックス除菌ワイプなどがメーカーでも推奨されている特殊なワイプです。
樹脂などに支障をきたすリスクが低いとされています。
③少量の消毒用アルコールが含まれた柔らかい布で拭く
消毒用アルコールでの除菌は一部の機種では可能と言われています。
柔らかい布を使って少量のアルコールで拭くことにより除菌は達成されるでしょう。iPhoneなどの主要機種でもメーカーとしてはアルコールの使用を推奨していないこともあるので注意して下さい。
【国内主要メーカー】スマホ各社の推奨除菌方法まとめ
スマホのメーカーでは除菌に対してどのような見解を持っているのでしょうか。
各社の状況をまとめたので参考にして下さい。
シャープ
シャープのスマホではアルコール除菌シートによる除菌が可能です。
70%エタノールでのふき取り試験によって変化がないことを自社確認しているので、除菌の際にはアルコールを使って問題ありません。
ソニー
ソニーのスマホの場合にはアルコールで拭く除菌方法は表面の仕上げを傷めるので推奨されていません。
乾いた布で優しく拭いて手入れをするのが原則なので、除菌は基本的に自己責任で行うことになります。
Apple
Appleのスマホでは、除菌には70%イソプロピルアルコール含有ワイプまたはクロロックス除菌ワイプで優しく拭き取ることが推奨されています。
漂白剤の使用や水分の混入は故障の原因となるので注意が必要です。
Googleのスマホでは一般的な家庭用除菌シートまたは70%イソピルアルコールベースの除菌シートの使用が推奨されています。
漂白剤配合タイプの場合には使用できないので気を付けましょう。
富士通
防水機能に対応した製品ではアルコール消毒液やアルコールタイプのウェットティッシュを使用可能です。
ただし、開口部やリアカバーの内側などを消毒液でぬらさないことが重要ポイント。また、塩素や塩素系添加物を使用している製品は除菌に使えません。
消毒液を使う場合には柔らかい布やウェットティッシュに含ませて固く絞ってから使う必要があります。
Panasonic
Panasonicではビジネスソリューションとして提供しているスマホのTOUGHBOOKはエタノールでも次亜塩素酸でも大丈夫なように設計されています。
除菌にもエタノールや次亜塩素酸を使用して問題ないと考えられるでしょう。
Kyocera
京セラの防水モデルのスマホではアルコールによる除菌と泡ハンドソープによる洗浄が可能です。
アルコールは99.7%以下のイソプロピルアルコール、99.5%以下のエタノールを使用可能で、柔らかい布に少量含ませて拭くことで除菌可能です。
泡ハンドソープの場合には柔らかい布につけて手早く拭き取りをした後、水ですすいで泡を完全に落とし、十分に乾燥させるという手入れの仕方が推奨されています。
管理職による一括除菌の方法
社用スマホの除菌は管理職が担当して一括して行う方法がよく選ばれています。以下に代表的なやり方を紹介するので、どのような流れなのかを確認しておきましょう。
①就業時等にスマホを回収
一括除菌では社員が持っているスマホを回収する必要があります。
終業時等の特定のタイミングを決めて全てのスマホを回収しましょう。
②専門の人員がスマホを除菌
回収したスマホを集めて専門の人員に除菌してもらいましょう。
スマホの除菌では液晶やボタンだけでなく、イヤホンの挿入口などの開口部まできちんと除菌する必要があります。
1つずつ丁寧に除菌をして、完了したスマホのチェックリストを付けていきます。
③各担当者へスマホを返却
除菌作業が終わったら社内の担当者にスマホを返却し、普段から持っている社員に渡します。
もし回収漏れがあったときにはこのときにもう一度回収を試みるなどの措置をとることが必要です。
一括除菌のデメリット
このように一括除菌をする方法は存在しますが、デメリットも大きいので注意しましょう。一括除菌は何よりも手間がかかって面倒なのが問題点です。
社員に持たせているスマホは全て回収しなければなりません。
そのチェックを細かく行い、除菌できていないスマホがあった場合には対策を講じなければならないでしょう。このような管理・運用の手間とコストを考えるとあまり合理的な方法とは言えません。
社用スマホ~社内まるごとの除菌方法は?
一括除菌は必要そうでも手間を考えると現場に導入するのは厳しいと感じる場合が多いのは確かです。
ただ、発想を転換してみると簡単なソリューションが見つかります。
社用スマホを個々に除菌するのではなく、社内を丸ごと除菌してしまえば良いのです。
社内にスマホがある状況で空間除菌をすればスマホ自体も除菌されます。
プロの除菌業者に依頼すればこのような対応をしてくれるので、定期的に除菌をしてもらいましょう。
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まとめ
社用スマホの除菌は盲点だったと思った人もいるかもしれませんが、実際に一括除菌をしようとするとかなり手間がかかります。
管理や運用のコストが莫大になるリスクを考えると、除菌業者に依頼して社内の空間除菌によってスマホごと除菌してしまうのが合理的です。
より良いサービスを受けられる業者を探して定期的な除菌を実施してもらいましょう。
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