除菌コラム

UV除菌のメカニズムを徹底解説!家庭でできるUV除菌とは

UV除菌のメカニズムを徹底解説!家庭でできるUV除菌とは

最近、何かと話題のUV除菌。

以前から図書館や公民館などでは本・絵本の除菌アイテムとして導入されていましたが、最近はご家庭でもUV除菌を使われる方も増えてきました。

そこでここでは、UV除菌の仕組み(メカニズム)を解説するとともに、家庭でも出来るUV除菌についてご紹介していきます。

【一発解説!】UV除菌とは?

【一発解説!】UV除菌とは?まずは「UV除菌とは?」について、結論からご紹介していきます。

UV除菌=光のチカラを用いた除菌方法

UV除菌とは光のチカラを用いた除菌方法で、安全で効果の高い除菌方法として最近注目を集めています。

紫外線の一種であるUV-Cという高い殺菌性能を持つ光を当て、あらゆる菌やウイルスを殺菌することができます。

UV除菌は食品や医療など産業分野では古くから用いられている除菌方法ですが、最近では家庭用や携帯用のUV除菌ライトが販売され、家庭でも気軽にUV除菌ができるようになりました。

アルコールなどの薬剤を用いた除菌では、どうしても対象物に薬剤が残留してしまいます。

しかし、UV除菌は薬剤を一切使用することがないため、子供の玩具や食器や食品など、口に入れるものにも安心して使用することができます。除菌スプレーや除菌シートなどで濡らしたくない電化製品や紙などの除菌にも最適です。

効果を得るには照射時間と放射照度が重要

効果を得るには照射時間と放射照度が重要UV除菌は非常に強力ですが、十分な効果を得るためには光を当てる時間(照射時間)と光の強さ(放射照度)が重要です。

光を当てる時間が長いほど、また強い光を当てるほど殺菌能力は強くなります。また、ライトからの距離が近いほど、その効果は強くなります。

十分な時間照射しないとUV-Cによる殺菌能力が発揮されず、菌が残ったままになってしまいます。

放射照度やライトからの距離などにより、必要な照射時間は異なります。また、菌やウイルスの種類によっても必要な照射時間と放射照度が変わってきます。

要点まとめ

部屋全体を照射するUVライトを使用すれば、15~45分程度で部屋全体がしっかり除菌されるようです。もっと気軽に利用できるUV除菌ケースなどでは、5分程度でケース内が除菌されるようです。

使用するUV除菌ライトの説明書をしっかり読み、推奨されている時間を守りましょう。

家庭内でUV除菌ができるのはどんな場所?

家庭内でUV除菌ができるのはどんな場所?家庭内とUV除菌の相性はどうでしょう。
基本的にUV除菌は「モノ」の表面除菌がほとんどですが、家庭向けではないものの、飲食店や福祉施設向けには空気除菌ができるUV除菌機も販売されています。

その他、以下の様な場所・アイテムはUV除菌で効果が期待できます。

紙・革製品

濡らすことができない紙や革製品には除菌スプレーや除菌シートが使えず、除菌を諦めていたのではないでしょうか?

UV除菌であればライトを当てるだけで除菌ができるので、これまで除菌できなかった紙や革製品なども簡単に除菌することができます。

アクセサリー

毎日身に着けるアクセサリーも除菌したいですよね。

アクセサリーは細かい部分が多く、除菌シートなどで拭き取るのは大変です。UV除菌であれば、隙間まで光がしっかり行き届き、隅々まで除菌することができます。

もちろん水洗いしたくないアクセサリーにも使用することができます。

ドアノブ

自宅のドアノブは手で触れる頻度が高く、家族で共有されるものであるため、こまめに除菌することをおすすめします。
あらゆる菌に有効なUV除菌はドアノブの除菌にも適しています。

テーブル・椅子

テーブル・椅子テーブルや椅子などの大型の家具を除菌シートなどで一つずつ拭いて除菌するのは大変ですよね。

部屋全体を照射するUV-Cライトを用いれば、テーブルや椅子など広範囲を除菌したい場合にも一度に簡単に除菌することができて大変便利です。

スマホ・タブレットなど電子機器

UV除菌は、スマホやタブレットといった電子機器も手軽に除菌することができます。

私たちが毎日使用しているスマホには、なんとトイレの便座の約10倍の細菌がいると言われています。どれだけ手を綺麗に除菌しても、菌がついたスマホを触ってしまえば台無しです。

手指の消毒と同様に、スマホやタブレットなども定期的に除菌することをおすすめします。

電子機器の除菌には除菌シートを使用することはできますが、UV除菌ではイヤホンジャックやパソコンのキーボードの細かい隙間等、シートで拭くのが難しい場所でも光を当てるだけで簡単に除菌することができます。

UV除菌のメリット・デメリット

UV除菌のメリット・デメリットUV除菌のメリット・デメリットについて紹介していきます。

UV除菌のメリット

まずはUV除菌のメリットです。以下のようなものがあります。

様々な菌を除菌できる

UV殺菌はどんな菌でも殺菌できると言われています。エタノールや次亜塩素酸水などの薬剤での殺菌ではそれぞれの薬剤で有効な菌が限定されており、用途によって使い分ける必要がありました。

UV殺菌ではあらゆる菌を殺菌できるので、どんなシーンでも使用することができます。

水溶性に弱いモノを除菌できる

上でも述べた通り、UV除菌は水に濡らしたくない紙や革製品、電子機器などにも使用できるのは非常に大きなメリットと言えるでしょう。

除菌スプレーやシートを使いたくない、使えなかった場所でも除菌することができます。食品などにも使用できるのが嬉しいですね。

二次的な処理が不要

次亜塩素酸水などを使用して除菌した場合には、その水分や薬剤が残ることで対象物の劣化の恐れがあることから除菌後は二度拭きして取り除く必要があります。

UV除菌ではそのような二度拭きなどの二次的な処理が不要で、より簡単に除菌することができます。

UV除菌のデメリット

UV除菌のデメリットUV除菌のデメリットには、以下のようなポイントがあります。

人体に悪影響を及ぼすことがある

UV除菌に使用されるUV-Cという光は菌やウイルスに対して強い殺菌性能を持ちますが、同様に人の細胞に対しても悪い影響を与えます。

そのため、人体やペットに直接照射して使用することはできません。
目や皮膚にUV-Cを照射すると、火傷や失明、発がんのリスクがあり大変危険です。

変色や劣化の可能性がある

UV-Cは非常に強力な光なので、細胞への効果だけでなく、紙や布、プラスチックなども劣化させてしまいます。

短時間では問題ないことが多いようですが、長時間連続してUV-Cを照射し続けると変色や劣化の原因となります。特にプラスチックは紫外線に弱く、長時間当て続けるとボロボロになってしまうようです。

UV除菌のやりすぎには注意が必要です。

光が届かないと除菌できない

UV殺菌は光を当てることで殺菌するため、光が届かない場所を除菌することはできません。

例えば手帳型のスマホケースを装着したスマホをUV除菌した場合、中のスマホには光が届かずケースしか除菌されていない…ということになってしまいます。

また、光を照射した部分しか除菌されないので、携帯用の小さなUV除菌ライトなどの照射範囲が狭い製品を用いる場合も注意が必要です。

UV-C照明器具は部屋全体を除菌することができて大変便利ですが、クッションの裏側や引き出しの中など、光の届かない場所は残念ながら除菌することができません。

まとめ

まとめこの様にUV除菌は便利な半面、人体への影響もあるため、製品の説明書をよく読んで使用することが重要です。
またピンポイントで使用する製品か、部屋全体を除菌する製品かよく確認するとよいでしょう。

さらにスマホに挿して使用するようなUV除菌はごくピンポイントの除菌が期待できる=広範囲は期待できないということも大切です。

結論として、空間除菌を期待して使用しても、そもそも空間除菌に対応していないUV除菌器では空間除菌が期待できないことから、空間除菌については弊社の様なスチームや拭き上げ施工を用いたプロの室内一括除菌が適しています。

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