我々大人の世代は、今までに多くの感染症流行を経験してきました。インフルエンザに始まり、ノロウイルスやロタウイルスなど、様々な経験を通して「経験則」を持っています。
ということで、今回の新型ウイルス感染症対策もある程度は、理解ができるでしょう。しかしお子様はそうではありません。お子様に除菌を習慣づけることが、今の世の中では求められています。
そこでここでは、数々の除菌現場でお子様への除菌対策を指導してきた経験を持つ私が、お子様に(可能な限り)楽しく除菌を習慣付けてもらうための方法をご紹介していきます。
除菌しやすい環境を作る!環境チェックポイント
小さなお子様に除菌という新しい習慣を身につけてもらうためには、除菌しやすい環境をつくることが重要です。
ここでは除菌の環境が整っているかどうか?をチェックしていただくため、ご家庭内の「除菌環境・ここに注意!ポイント」をご紹介していきます。これらのポイントがクリアできていると、より効率的にお子様に除菌を実践してもらえることでしょう。
家庭内の動線は動きやすいか?
まず一つ目のポイントとして、家庭内の動線が動きやすいものになっているかどうか?をチェックしてみましょう。
というのも、お子様が外から帰ってきた時に除菌アイテムまでの距離が遠かったり、いくつかの工程をパスして除菌アイテムにたどり着くような動線だと、基本的に自発的な除菌作業は期待できません。
「水は低きに流れる」という言葉がある通り、難易度の高いことを自発的にやろうというお子様はあまりいません。
今までの経験則から見ても「子供が除菌・手洗いをしない!」とお困りの保護者様からお話を伺うと、ご自宅の除菌動線が整っておらず、お子様からすれば除菌=面倒な作業になってしまっているケースが多々ありました。
それどころか「家に帰ったら手洗い・うがいをしろと言われるけど、実際、家に帰ってから手洗い・除菌をするまでにやることが多すぎて・・・面倒くさいから家に帰りたくない」と考えるお子様も出てくるほどでした。
ということで、家に入ったらまず靴を脱いですぐに除菌ができるくらいの動線を整えておくと良いでしょう。
可能であれば玄関先に除菌アイテムが置いてあったり、家に帰ってきてすぐに洗面所に直行できるような環境が整っているとベターです。
また、未就学の小さなお子様については、踏み台がなかったり、洗面台が高すぎて手洗いうがいが難しいなど・・・大人の目線ではちょっと気づかないような、物理的な問題を抱えていることもあります。
具体的なポイントはお子様と一緒にチェックしていくと、より安全かつお子様の精神衛生上も負担なく除菌をしてもらえることでしょう。
親・家族が率先して除菌しているか?
親御さんやご家族が率先して、家の中で感染対策や除菌をしているかどうか?も極めて重要なポイントです。お子様は周りの大人を見て育ちます。
周りの大人が面倒くさいから除菌をしなくてもいいや!手洗いをしなくても大したことがない!などとおっしゃっていると・・・それが仮に冗談であったとしても、お子様は真に受けるものです。
そうするとお子様も「大人がやらないなら自分もやらなくて良いだろう」と、手洗いや除菌をないがしろにしてしまうことになります。
ここで数々の現場を見てきた人間としてお伝えしたい注意ポイントがあります。例えば、保護者様とお子様の他に、ご同居のおじいちゃん・おばあちゃんやご兄弟など、他のご家族の方がいらっしゃる場合です。
この場合、ご両親が手洗い・うがいや除菌を励行していたとしても、他の大人の方がないがしろにしてしまっていると極めて無意味です。
ひどい場合だとご同居のご家族が「自分は感染しない体質だから大丈夫」などと、平気でお子様におっしゃるケースもあります。
そのほかご高齢のご家族様がいらっしゃる場合は、認知症などの影響によって感染対策をしなかったり、不潔な状態でお過ごしというケースもあります。
こちらもお子様の手洗い嫌いや、除菌を避ける行動を助長します。このような状況が見られる場合には、即座に行動を移し状況を改善することが求められます。
重要性を分かりやすく伝えているか?
手洗いやうがい、その他感染対策に至るまで・・・今回の新型ウイルス感染症の話と絡めて除菌の重要性を分かりやすく伝えられているかどうか?も極めて重要なポイントです。
小さなお子様も行動の理由や重要性が理解できていると自発的に行動を起こすことがあります。そのため、まずなぜ除菌しなければいけないのか?除菌しないとどうなるのか?を具体的&イメージしやすいように教えてあげるのも重要でしょう。
(言葉を含めて)ご褒美はあるか?
子供の行動は「報酬」が伴っていると、より自発性を促しやすくなります。
平たく言うと除菌や手洗い・うがいをした時に大げさぐらいに褒めていますでしょうか?
その他、ご褒美はありますか?
いわゆるお菓子やゲームをする時間など、あまり物質的なご褒美を与えすぎると教育上良くないとする教育者の方もおられます。
そのため、除菌に関わる行動をした時には、オーバーリアクションぐらいの勢いで褒めてあげるのが最も簡単で、最も適切な方法といえるでしょう。
少なくとも、手洗いやうがい、その他除菌剤の使用などをしても褒められないとなれば、お子様が除菌をするモチベーションの元はなくなってしまうでしょう。
危険な除菌剤は使っていないか?
期限切れのものや、極めて揮発性・引火性の高いものなど、お子様の手の届くところで危険な除菌剤を使ってはいないでしょうか?
例えば揮発性の高いアルコールなどは肌への刺激もあり、万が一口に入った際には大きなトラブルにつながります。そのため、小さなお子様の手の届く所に使用したり置いておくのは適切とは言えません。
その他、仮に使用中に事故が起こった際、お子様としては嫌な思いをしたり痛い思いをしたりして、もう二度とそのアイテムに触れたいとは思わないでしょう。
このことがお子様を感染対策から遠ざけてしまう要因にもなります。
そこで危険な除菌剤や消毒液ではなく、お子様の目の届くところには安全な除菌剤を設置するなど工夫があると良いでしょう。具体的にはmioxなど水と塩からできた安全性が高く、効力も担保されている除菌剤の使用がおすすめです。
【結論】家族全員の徹底があってこそ除菌効果が生まれます!
結論として、家族全員の徹底があって初めてご自宅に除菌のバリア・効果が生まれることになります。
それは小さなお子様も例外ではありません。
小さなお子様に除菌の大切さを指導するとともに、より除菌しやすい導線を敷いてあげるのも重要です。そのためには、保護者様のみならずご同居のご家族や、その他自宅によく出入りされる近しい方々の協力も必要不可欠というわけです。
まとめ
お子様にアルコールの消毒や手洗い、そのほか除菌全般など感染対策の行動を教育することは、新しい生活様式の中でとても重要なことです。お子様を感染から守るという部分でも徹底して教えていきたいところですね。
そのためにはまず、家庭の環境を整えることが重要と言えるでしょう。今回ご紹介してきたようなポイントをもとに、お子様が自発的に行動しやすい環境づくりを進めていきませんか?
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