PCR検査・抗原検査・抗体検査というフレーズは、連日テレビや各メディアでもよく見るようになりました。
しかし、それぞれの検査の細かな違いや、精度などは分からないという方も多いはず。
今後仕事などで検査が必要になるケースも十分考えられます。
そこでこの記事では、PCR検査・抗原検査・抗体検査の検査の仕方・精度・結果が出るまで期間について詳しくご紹介していきたいと思います。
PCR検査・抗原検査・抗体検査は異なる検査方法

PCR検査・抗原検査・抗体検査は、それぞれ検査方法が異なります。
では、それぞれの検査がどのような方法で行われているのか詳しく解説します。
PCR検査
もっともメジャーなPCR検査は、ウイルスの遺伝子を検出するための検査方法です。
DNAポリメラーゼという酵素を使い、遺伝子を増殖して検出します。
PCR検査のメリットは少ない数の遺伝子でも検出できることですが、特別な機器が必要なこと、検査結果が出るまで時間がかかることなどがデメリットです。
抗原検査
抗原検査は、ウイルス自体を検出することを目的としています。
唾や痰などの検体を抗体入りの試薬に入れ、検体の中にウイルスがあったら抗体と結び付くので確定診断に使われます。
比較的短時間で結果が分かる、専用の検査機器を必要としないというメリットがある一方で、検査のためには一定数以上のウイルスが必要というデメリットも存在しています。
抗原検査は、病院でのインフルエンザの検査でも使用されており、綿棒のような棒を鼻の奥まで入れられた経験をしたことがある人も多いでしょう。
抗体検査
抗体検査は、その名前の通り「ウイルスの抗体をもっているか」を調べる検査です。
つまり、過去にそのウイルスに感染したかどうかが分かるんですね。
検査の原理自体は抗原検査と一緒です。
ウイルス感染以外にも、ワクチンを打って抗体ができた場合も抗体検査は陽性となります。
抗体ができるまでは時間が必要となるので、抗体検査が陰性だったとしても感染していないことの証明にはなりません。
抗体検査で陽性になったとしても、抗体ができているということなので健康に問題がなければ就業などは制限されません。
PCR検査の精度・検査から結果がでるまで

PCR検査の精度・検査から結果までの期間についての情報をまとめました。
検査の精度 | 約90% |
結果が出るまでの期間 | 通常1日〜5日程度 |
費用 | 保険適用:3,000円〜 自費負担:18,000円〜 |
PCR検査の精度は大体70%~90%ほどだとされています。ただ、検査以外の影響も受けやすく正確な精度を出すのは難しいと考えられています。
検査結果がでるまでは短くて数時間、通常1日~5日ほどで、その病院や医療施設が採用している方法によって異なります。
費用は保険適用で3,000円~(初診料等)、自費で18,000円~前後が目安です。
発熱・咳・嗅覚・味覚障害など新型ウイルスへの感染が疑わしいと医師が判断した場合は、保険適用となり公費で行われ検査費用自体は不要です。
保険が適用されても初診料などはかかるので、完全に無料にはなりません。
ただし、就業や海外に行く場合など個人的な事情で検査が必要な場合は自費負担となります。
抗原検査の精度・検査から結果がでるまで

抗原検査の精度・検査から結果がでるまでの期間についての情報をまとめました。
検査の精度 | 50%〜90% |
結果が出るまでの期間 | 15分〜30分程度 |
費用 | 保険適用:3,000円〜 自費負担:10,000円〜 |
抗原検査はウイルス量が多いほど精度(感度)が高くなります。
少ない量で検査が可能なPCR検査と比較すると、精度はそれほど高くないと言えるでしょう。
その反面、検査結果が出るまでの時間は15分~30分ほどとかなり短いです。
抗原検査の費用は保険適用で3,000円~(初診料等)、自費で10,000円程です。
抗体検査の精度・検査から結果がでるまで

抗体検査の精度・検査から結果が出るまでの期間についての情報をまとめました。
検査の精度 | 高くはない |
結果が出るまでの期間 | 15分程度 |
費用 | 6,000円〜 |
PCR検査・抗原検査が「現在感染しているのか」を調べる方法である一方で、抗体検査は過去の感染を調べるための検査方法です。
通常、抗体ができるまでは感染後に2~3週間ほどかかります。
検査自体にかかる時間は15分程度と短時間で済みますが、抗体ができていない=感染していないとは言い切れないため精度はそれほど高くありません。
費用は6,000円~が目安で、病院によっては10,000円以上かかることもあります。
検査で陽性判定が出た時に依頼できる除菌業者も

PCR検査・抗原検査・抗体検査の違いについて解説しました。
PCR検査と抗原検査は今の感染状況を調べるための検査で、現在はより少ないウイルス量を感知できるPCR検査が主流です。
抗体検査は、過去の感染状況を調べる検査ですので、新型ウイルスへの感染が疑われた時に最初に行う検査とは言い難いでしょう。
PCR検査と抗原検査は、医師の判断で保険が適用されることもありますが、濃厚接触者となった場合などはまず管轄の保健所にご連絡してください。
濃厚接触者と判断されれば、公費でPCR検査が受けられます。
もしも職場で陽性者が出た場合、現場の除菌・消毒は必要不可欠でしょう。
職場の除菌消毒を業者に依頼する場合は、下記の2点をよく確認しましょう。
- 新型ウイルスの陽性反応が出た場合も対応可能か
- すぐに対応できるかどうか
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