新型ウイルスの感染経路で家庭内感染が増えていると聞いた…。
新型ウイルスの感染者の多くは経路不明ですが、感染経路が分かっている中で最も多いのが「家庭内感染」です。
本来であれば心安らぐ場所でなければならない家庭ですが、家族団らんの中でついつい感染対策が甘くなってしまうケースが多いのではないでしょうか?
この記事では、家庭内感染の原因や対策について分かりやすく解説していきます。
新型ウイルスの感染経路
そもそも新型ウイルスへの感染はどのようにして起こるのでしょうか?
代表とされる感染経路は飛沫感染と接触感染の2つです。それぞれ確認していきましょう。
飛沫感染
飛沫感染は、くしゃみ、咳や唾液などの飛沫と一緒に飛散したウイルスを、口や鼻から吸い込んでしまった人が感染することです。
マスクは飛沫感染に有効的な対策であり、新型ウイルスの流行初期にはドラッグストアなどからマスクが無くなったことは記憶に新しいですよね。
接触感染
接触感染はウイルスを含んだ飛沫が机などの家具やドアノブ、衣服などに付き、それを触った手で、知らぬ間に鼻や口などからウイルスが体内に入り、感染してしまいます。
飛沫感染と同じ様に高い感染リスクがあると考えられており、手洗いの大切さを改めて思い知るきっかけとなりました。
ハンドソープや消毒用アルコール、マスクなどの除菌グッズが品薄状態になったことも記憶に新しいでしょう。
新型ウイルスの家庭内感染とは?

新型ウイルスの感染経路がわかっている人のうち、約4割ほどが家庭内感染が原因です。
政府が休業要請および時短要請の対策を打ち出している飲食店での感染は約1割程度で、いかに家庭内感染が多いかおわかりいただけると思います。
新型ウイルスは無症状の時期でも、感染を広げてしまう恐れがありますので、共有するものが多い家庭内では特に感染症対策に気をつけなければいけません。
家庭内感染が多い原因
それではなぜここまで家庭内感染が多いのでしょうか?家庭内感染の主な原因を4つ確認していきます。
原因1|新型ウイルスに感染していると気付かずにうつしてしまう
新型ウイルスの家庭内感染で一番多い原因が「新型ウイルスだと気付かなかった」ということです。
ウイルスには潜伏期間があり、最初のうちは症状がでないケースが多々あります。
無症状の間は、自分が感染していると思わないので、知らないうちに家族に感染させてしまうケースが非常に多いです。
原因2|密になる時間が多い
家の中は密になりやすい環境と言えます。
食事したり、談笑しながらテレビ鑑賞したりと近い距離で会話をすることが多いでしょう。
さらに家庭ではついつい部屋の換気を忘れてしまうことも多く、密閉した空間になりやすい環境とも言えます。
原因3|飛沫感染しやすい
外出先でほとんどの人がマスクをつけていますが、家の中でもマスクを付けている人は少ないでしょう。
家庭ではマスク無しで会話や食事をすることが当たり前で、家のテーブルに飛沫防止のアクリル板を置いているというご家庭は稀です。
そのため、家庭内は飛沫感染のリスクが最も高い場所だと言っても過言ではありません。
原因4|共用するものが多い
家庭内では食器や家具、トイレなどあらゆるものを共用します。この共用するものが多いということが、接触感染のリスクを高めています。
家庭内で、ドアノブやトイレなどのよく触れる箇所をアルコールなどで除菌することは少ないでしょう。
そのため、家庭内での感染リスクが高くなっていることが考えられます。
家庭内感染を防ぐ方法
それでは新型ウイルスの感染リスクが高い家庭内で、どのようにして防げば良いのでしょうか?家庭内感染を防ぐ方法を5つ紹介します。
方法1|毎朝の体温測定、健康チェック
先ほど説明した通り、新型ウイルスは感染してから潜伏期間があります。
無症状でも感染を広めてしまう可能性がありますが、体調の異変をいち早く察知することで、感染リスクを軽減することができます。あ
そこでおすすめしたいのが、毎朝の体温測定と健康チェックです。
これらを習慣化することで、ちょっとした体調の異変にも気づくことができるので、すぐに対応することが可能です。
少しでも体調に異変を感じたら、家庭内でマスクをつける、もしくは極力違う部屋で生活するなどの対策を取りましょう。
方法2|こまめな換気
換気を定期的に行なうことで、空中に浮遊するマイクロ飛沫を軽減させ、新型ウイルスの感染リスクを減らすことができます。
換気のタイミングが分からないという人は、「二酸化炭素濃度計」を試してみましょう。
二酸化炭素濃度が上がる=新鮮な空気が入っていないということです。二酸化炭素濃度が上昇したタイミングで換気をするなど、ご家庭独自のマイルールを決めてみてはいかがでしょうか?
厚生労働省では、二酸化炭素濃度を1000ppm以下に保つことを推奨しています。
そのため、二酸化炭素濃度計を使用する場合は、1000ppmを基準に換気を心がけるようにするといいでしょう。
方法3|こまめな手洗いと除菌
感染症対策の基本である手洗いと除菌も、家庭内感染を防ぐためには大切です。
「家の外に一歩でも出れば手洗いをする」などルールを決めておくのが効果的でしょう。
マンションなど集合住宅では、ゴミ捨て場などの共用部分に新型ウイルスが付着している可能性があります。自室に戻った際は必ず手洗いをする習慣を身に付けましょう。
方法4|共用物をなるべく減らす
家庭では食器やテレビのリモコンなど共用するものがたくさんあります。
こまめに消毒することはもちろん大切ですが、可能であれば食事の際に、個別に盛り付け提供するなど専共用するものを少なくする工夫をしてみましょう。
方法5|対面での会話をなるべく減らす
家庭内でマスクを付けるのは息苦しいと感じる人が多いと思います。
そうは言っても、新型ウイルスに感染する可能性が一番高いのは飛沫感染です。
対面での会話を減らしたり、会話する距離を1~2mとるなどの対策を意識しましょう。
まとめ|家庭内感染は意識と工夫で予防しよう
新型ウイルスの家庭内感染について確認してきました。
感染経路は基本的に家庭内であっても職場や外出先と変わりません。要するに、家庭内感染が多くなるのは「気の遣わない家族との生活」だからです。感染防止対策も基本は手洗いや除菌、飛沫対策となります。
家庭内でも気を抜かずに、感染症対策をしっかりするという意識をすれば、リスクを減らすことが可能です。
しかし、どんなに感染症対策をしていても、新型ウイルスの感染リスクをゼロにすることはできません。
もし家庭内で感染者が出てしまった場合は、自分たちで除菌消毒するのではなく、除菌消毒業者に依頼することをおすすめします。
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