除菌コラム

次亜塩素酸水の除菌効果を解説!アルコールとの違いは?

次亜塩素酸水の除菌効果を解説!アルコールとの違いは?

何かと話題の次亜塩素酸水。
大変ややこしいのですが、次亜塩素酸水は「次亜塩素酸ナトリウム」とは異なり、手指ではなくモノに使う除菌剤のことをいいます。

次亜塩素酸水ナトリウム水溶液は自宅でも作れるが、次亜塩素酸水は原則自宅では作れないことも特徴です。

ここでは、次亜塩素酸水の除菌効果を解説するとともに、アルコールとの違いについても紹介していきます。

【そもそも】次亜塩素酸水とは?

【そもそも】次亜塩素酸水とは?次亜塩素酸水とは、強い殺菌効果を持つ次亜塩素酸を含む酸性の水溶液です。無色透明ですが、わずかに塩素臭がする液体です。

次亜塩素酸の酸化作用などにより、ウイルスや細菌などのバイ菌を破壊して無毒化します。
次亜塩素酸は非常に不安定なため、水に溶かすことで少し安定化させたのが次亜塩素酸水です。

ほとんどのバイ菌に効果があると言われており、非常に万能な除菌剤です。
有効塩素濃度10~80 ppmという非常に薄い濃度で効果を発揮するため、人体への影響はほとんどありません。

また、有機物と反応するとすぐに水に戻るという性質を持っており、手指等を消毒するとすぐに水に戻ります。そのため、成分が皮膚に残留しません。

強力で安全性も高く、非常に万能な次亜塩素酸水ですが、保存期間が短いという特徴があります。

要点まとめ

次亜塩素酸水は不安定な水溶液で、光を当てたり空気中の有機物に触れることで分解されてしまいます。分解されるとただの水になってしまい、除菌効果はなくなります。
開封後は3ヶ月程度で使い切ると良いでしょう。

次亜塩素酸水の除菌効果はある?徹底解説

次亜塩素酸水の除菌効果はある?徹底解説本題です。次亜塩素酸水には除菌効果があるのでしょうか?この答えは、以下のような要素から導き出せるとおり「除菌は可能」です。

新型ウイルスの除菌が可能

次亜塩素酸水は新型ウイルスの除菌が可能です。

厚生労働省、経済産業省、消費者庁の3省庁連名で公表された「新型ウイルスの消毒・除菌方法について」の中でも、次亜塩素酸水が新型ウイルスの除菌に使用できることが記載されています。

その中で推奨される下記の使用方法で、新型ウイルスをしっかり除菌しましょう。

  1. 目に見える汚れを予めしっかり落とす
  2. 十分な量の次亜塩素酸水を吹きかけ
  3. 綺麗な布やペーパー等で拭き取る

次亜塩素酸水は汚れに反応して分解してしまうので、事前にしっかり汚れを落としておくことがポイントです。

食品にも使える

次亜塩素酸水は食品工場や飲食店などで食品や器具の除菌に使用されています。厚生労働省から食品添加物としての認定を受けている成分です。

製品によっては、食品添加物として使用できる次亜塩素酸水と違う製法で作られているものもあるようです。食品に使う際には、食品に使用可能と記載されている製品を使用しましょう。

アルコール除菌との違い:メリット

アルコール除菌との違い:メリット次亜塩素酸水はアルコールよりも優れた点がたくさんあります。

①除菌できるバイ菌の種類が多い

次亜塩素酸はノロウイルスなどアルコールで除菌しきれなかった菌やウイルスも除菌することができます。

②濡れた場所にも使える

アルコールは濡れた場所では効果が薄れてしまいますが、次亜塩素酸水は濡れた場所にも使用することができます。

③刺激が少ない

アルコールは肌への刺激がやや強く肌荒れしたり、アレルギー反応が出ることもあります。
次亜塩素酸は刺激が少なく、肌が弱い方でも安心して使用することができます。

④引火性がない

アルコールは引火性のある危険物に指定されていますが、次亜塩素酸水は引火性がありません。

⑤コストが低い

次亜塩素酸水は消毒用アルコールの10分の1程度で購入できます。

アルコール除菌との違い:デメリット

アルコール除菌との違い:デメリット一方で、アルコールより劣る点もいくつかあります。

①使用期限が短い

一方で次亜塩素酸水は分解しやすいことから、アルコールよりも使用期限が短くなっています。開封後3ヶ月程度で使い切る必要があります。

②拭き取りが必要

アルコールのように揮発しないので、除菌後は拭き取りが必要です。

③ヒタヒタにしないと効かない

アルコールは少量で除菌作用を発揮しますが、次亜塩素酸水は少量吹きかけただけでは十分な除菌効果が得られません。対象物をヒタヒタに濡らし、しっかり拭き取りましょう。

それぞれのメリット・デメリットを理解し、使用目的に合った最適な除菌方法を選択してください。

次亜塩素酸水で除菌できる場所とは?

次亜塩素酸水で除菌できる場所とは?ご家庭での使用シーンを想定し、次亜塩素酸水で除菌できる場所をピックアップしてご紹介していきます。

台所用品

次亜塩素酸水は口に入れても安全な成分であることから、台所用品の除菌に最適です。
飲食店などでも器具の除菌に使用されています。

台所用品に次亜塩素酸水をたっぷりと吹き掛け、綺麗な布やペーパーなどで拭き取りましょう。

食品にも使用できる製品を使用するとより安心です。

ゴミ箱

次亜塩素酸水は優れた除菌効果に加え、消臭効果もあります。そのため、ゴミ箱の除菌に非常に適した除菌剤です。

除菌するだけでなく、生ゴミやオムツの嫌な臭いまで消してくれます。

ドアノブ

ドアノブ自宅のドアノブは手で触れる頻度が高く、家族で共有されるものであるため、こまめに除菌することをおすすめします。

ドアノブの除菌にはあらゆる菌を殺菌する次亜塩素酸水は有効です。

金属部分に次亜塩素酸水が付着したままでは錆びてしまう恐れがあるので、必ず最後はしっかり拭き上げてください。

テーブル

次亜塩素酸水はテーブルの除菌にも有効です。たっぷりの次亜塩素酸水で濡らした後、綺麗な布やペーパー等で拭き取ります。

除菌に使用される高濃度のエタノールは、テーブルやフローリングなどに使用されているワックスと反応して白くなってしまうことがあります。次亜塩素酸水はワックスと反応しないため、コーティングされたテーブルにも安心して使用することができます。

まとめ

まとめ次亜塩素酸水は除菌効果の期待できるものですが、粗悪品に注意して使うこと、保存状態によっては効果が期待できないものもあること、適切に生成・保管された次亜塩素酸水を使用することを念頭に使うようにしたいところです。

また、効果が期待できる次亜塩素酸水で除菌したいときはプロに依頼するのも重要です。
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