会社では接触による感染の拡大が懸念されています。
そのリスクが高いポイントとして筆頭に上がるのが「ドアノブ」です。ドアノブは会社ではどのようにして除菌するのが良いのでしょうか。
ドアノブを起点として感染者が増えてしまわないようにするために、具体的な方法を確認しておきましょう。
会社のドアノブ除菌方法とは
会社のドアノブを除菌として大きく分けると三つの方法が有効です。それぞれの除菌方法がどのような特徴を持っているのかを解説します。
食器用洗剤で消毒する
ドアノブ除菌では食器用洗剤を使うのが効果的です。給湯室などにある界面活性剤入りの洗剤なら安心して使えます。
洗剤を希釈して溶剤を作り、ドアノブの表面を拭いた後、水拭きと空拭きをするだけです。三回も拭く手間はかかりますが、手指にも優しく安心な方法でしょう。
市販の除菌スプレーでの消毒
除菌スプレーを使ってドアノブを除菌するのは簡便なやり方です。
スプレーの種類によって使い方は異なりますが、ドアノブに吹きかけるだけで済むものもあります。
吹き付けてから布で拭き取る必要があるスプレーもあり、成分も個々に異なるので注意しましょう。
塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)での消毒
塩素系漂白剤である次亜塩素酸ナトリウムを薄めて使うのがドアノブ除菌では大きな効果を発揮します。
厚生労働省が推奨している物の除菌方法です。ドアノブを拭いた後は水拭きをしてきれいにし、空拭きをして仕上げるのが基本となります。
ドアノブ除菌で用意しておきたいアイテム・グッズは?
ドアノブの除菌をするときには用意しておくと役に立つアイテムがあります。
ドアノブ除菌を快適に行えるようにするための3つのグッズを紹介するので準備しておきましょう。
手袋
手袋は除菌作業による手荒れの防止に役に立ちます。
手袋を介した感染拡大を予防するためにも使い捨てのものを選びましょう。洗剤や漂白剤などは防水性が高い手袋なら安心なので、樹脂製の手袋を用意するのが適切です。
漂白剤
漂白剤には次亜塩素酸ナトリウムが含まれているのが一般的です。
希釈すれば洗剤などがなくてもドアノブの除菌を手軽にできます。
家にあるキッチンや衣類などの漂白剤で構いません。塩素系漂白剤であれば有効成分の次亜塩素酸ナトリウムが含まれていますが、他の種類の場合には除菌には使えないので注意しましょう。
ふき取り型の除菌シート
ふき取り型の除菌シートはドアノブを簡単に除菌できるので有用なアイテムです。
手軽に除菌できるようになるので、特に出入りが多いドア付近に置いておくと安心ですね。
ドアノブ除菌時の注意点
ドアノブ除菌をする際には気を付けるべきポイントがあります。
やり方によって注意点は異なりますが、ここでは全般的に留意する必要がある点をピックアップして紹介します。
素手で使わない
どの除菌方法でも素手では作業せずに手袋を着用しましょう。
除菌に使う次亜塩素酸ナトリウムなどは肌に対する刺激性があります。
また、ドアノブやその周囲に感染源が付着している可能性もあるので、感染リスクを下げるためにも手の保護が大切です。
アルコールは使用しない
手指の消毒にはアルコールを使用するので、ドアノブもアルコールで除菌すれば良いと考えるかもしれません。
確かに除菌そのものはできますが、ドアノブを傷つける可能性があるのでやめておきましょう。
アルコールは金属を腐食させることはありません。ただ、表面のコーティングなどを傷める恐れがあるので洗剤や漂白剤を使う方が安心です。
希釈倍率を守る
洗剤や漂白剤を使う場合には希釈倍率に注意しましょう。
有効とされているのは洗剤の場合には界面活性剤の濃度で0.05~0.2%。
漂白剤の場合には家庭用塩素系漂白剤に含まれている次亜塩素酸ナトリウムの濃度で0.05%となります。
薄いと効果があまりなく、濃い状態では危険を伴い、ドアノブを腐食する恐れもあるので正しく希釈してから使いましょう。
意外と難易度の高いドアノブ除菌、推奨頻度は
ドアノブ除菌の仕方がわかるとどのくらいの頻度でやるべきなのか、気になるところです。
ドアノブ除菌は決して簡単ではないので、毎日やるのは大変に感じるかもしれません。
しかし実はドアノブは気付いたら何度でも除菌すべきとすら言われているほど推奨頻度が高い部分です。
滅多に使用しない会議室のドアノブなら週一や月一でも大丈夫かもしれませんが、大勢のスタッフがいる執務室となると頻繁に出入りがあるでしょう。
一般的には社員だけが出入りするところなら一日一度の頻度が推奨されています。外部の人が出入りする場合には数時間に一回の頻度で除菌した方が安心です。
このようにして考えると、ドアノブ除菌を社員が行うのは決して簡単なことではありません。
確実性を重視するなら自社で行わずに、外部業者に依頼して除菌してもらいましょう。
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まとめ
会社でのドアノブ除菌は感染拡大防止のために重要な対応です。
出入りの度に触れている部分なので頻繁に除菌する必要があります。
気軽にできるように除菌アイテムを整えておき、日常的な対応をしていきましょう。
その上で除菌業者にも対応を依頼しておくと安心です。徹底した除菌は業者に任せておき、社員には自分たちの身を守るための簡単な除菌をしてもらうだけに留めましょう。
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