オフィスや飲食店、イベントなどで、クラスターが発生しているというニュースは、コロナ禍においてよく目にするようになりました。
なんとなく意味は分かるものの、なぜクラスターは発生するのか、実際どんな事例があったのかは把握出来ていない人も多いはず。
新型ウイルスが流行してから1年以上経ちましたが、ここで今一度人が集まる場所で注意すべき点を押さえて行動の指針にしましょう。
クラスターの定義についておさらい

新型ウイルス(COVID-19)のクラスターとは、患者(感染者)の集団のことです。
1つのクラスターが発生するとそこを拠点にクラスターが発生したり、大規模なクラスター(目がクラスター)に繋がる恐れがあります。
クラスターを早期に発見し、対応を行うことは新型ウイルスだけでなく感染症拡大を防ぐために重要なことです。
クラスターが発生しやすいのは、ずばり人が集まる3密空間です。
- オフィス
- 飲食店
- 屋内イベント
- バスツアー
- カラオケ
- ジム
- 学校
- 病院
- 福祉施設
などが代表的だとされています。
何人感染者が出たらクラスターという定義があるわけではなく、1か所で数十人の感染者が出ても、数人だけでもクラスターと呼びます。
クラスター事例から注意点と対策を学ぼう

先ほどクラスターが発生しやすい場所についてご紹介しましたが今回はその中でも、特に私たちの生活に身近な「オフィス・飲食店・イベント」についての事例を見ていきたいと思います。
実際のケースからなぜクラスターが発生したのか、どんなことに注意すべきなのかを学びましょう。
オフィス内感染
オフィス内での感染は、全国各地で確認されていますが特に目立つのは「コールセンター」でのクラスターです。
2020年12月には、粗大ごみ受付センターの電話対応を行う会社の従業員13名が新型ウイルスに感染し、クラスターが発生しました。
70名が濃厚接触者となりPCR検査を受け、対応人数を減らすなどの対応に迫られました。
東京都の政策連携団体の東京都環境公社は、粗大ごみの受け付けを行うコールセンターで13人が新型ウイルスに感染し、クラスターが発生したと発表しました。
引用:NHKニュース
2021年4月にも北海道でコールセンターでのクラスターが発生しました。
コールセンターはその業務上、大勢が長期間声を出さなければならずクラスター発生のリスクが高いとされています。
市内のコールセンターでは従業員5人が感染するクラスターが発生した。
引用:朝日新聞
コールセンターは顧客対応窓口としてほとんどの企業に設けられていますが、コロナ禍での対応は会社により大きく異なります。
電話受付自体を休止するところもあれば、コロナ禍以前と変わらない環境で業務を続けるところもあるようです。
最近ではチャットやメッセージアプリを使ってカスタマーサポートをしている企業も増えてきており、声を出さずに顧客対応が可能です。
コールセンター以外では、職場での会議でクラスターが起きた例が報告されています。
会議室という狭い空間に、複数人が長時間集り話し合う環境なので密が生まれて感染しやすいようです。
飲食店のクラスター

飲食店のクラスターは、接待を伴う飲食店やカラオケがある飲食店でよく見られるようです。
キャバクラやホストクラブなどの接待を伴う飲食店は、客と長時間近い状態で接客しますし換気が悪い構造の店舗も少なくありません。
カラオケは複数人が大声で歌うため、普通の会話をするよりも飛沫が飛びやすい状態になってしまいます。
また、客→店員→他の店の店員→客とクラスターが連続する可能性もあります。
一般的な飲食店でのクラスターは複数人で会食を行う場合に良く見られます。
イベントでのクラスター
イベントでのクラスターは、特に密になりやすい屋内で発生しやすくこれまで確認された事例はやはり歌を披露するなど発声を伴うもの、食品関連などでマスクを外す場面が多い内容のものでした。
屋外であれば安全というわけでもなく、2020年には「さっぽろ雪まつり」のような屋外イベント後にも感染者が急増していた例もあります。
(※参照 雪まつり後に発症者急増 北海道、新型コロナ拡大│日本経済新聞)
大声を出したりマスクなしの会話は厳禁!

実際の事例を見るとオフィス・飲食店・イベントに共通するポイントとして下記の3つが挙げられます。
- 声を出す
- マスク無しで会話する
- 3密になりやすい空間に長時間いる
オフィスや飲食店、イベントのような複数の人が集まるような場所を利用する時の対策を以下にまとめました。
- 人と人との間隔を開ける
- マスク着用
- 定期的な換気
- テレワーク/WEB会議を活用する
このような対策を行うことで、クラスターの発生を未然に防ぐことができますので、積極的に取り組んでみましょう。
クラスターが発生したら早急に処置を行おう

クラスターはいつもの仕事場や飲食店、イベントなど私たちの生活に身近な場所で発生する可能性が十分あります。
「自分は健康だから大丈夫」「まだ若いから感染しても平気」などと軽んじず、日頃から対策を行っていきましょう。
しっかりと対策を行っていても、クラスターが発生する可能性はゼロではありません。
もし、オフィスや自分が勤務する店舗でクラスターが発生した場合は早急な対象が必要です。
そのような場合は、安全に営業再開するためにも、その道のプロに除菌をお任せしましょう。
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