生まれたばかりの赤ちゃんにとって、除菌が必要なものはたくさんあります。
例えば、おもちゃや哺乳瓶のような口に入れるものだけではなく、ベビーベッドや床など、手が触れるところの菌も気になります。
とはいえ、子育てに忙しい中で除菌まで気を配るのは大変なもの。
そこで今回は、
- 赤ちゃんのいる家庭でも安心して使える除菌グッズ
- 正しい除菌のコツ
- どれくらい除菌すべき?
- 出先で除菌グッズがなかったら?
といったポイントについて解説いたします。パパママが赤ちゃんと安心して過ごせるヒントが、きっと見つかるでしょう。
赤ちゃんにも使える除菌グッズを選ぶポイント

赤ちゃんにも安心して使える除菌グッズは「除菌成分」と「タイプ」で選びます。
除菌グッズは成分だけでなくスプレータイプやシートタイプなど、いろいろな種類があります。
たとえば、ウェットティッシュのようなシートタイプは外出時に便利ですが、カーペットなどの除菌には向いていません。
このように除菌グッズにも向き不向きがあるため、1つではなくシーン別にいくつか揃えておくと安心です。
この点を踏まえ、除菌グッズを選ぶ際のポイントをご紹介します。
除菌成分で選ぶ
まず、除菌グッズは除菌成分で選びましょう。
- ノンアルコール、アルコールフリー
- 天然由来、天然由来成分
この2つをクリアしていれば、安心して赤ちゃんにも使うことができます。
アルコール入りは除菌力が高いものの、赤ちゃんの肌には刺激になってしまいます。
「ノンアルコール」「アルコールフリー」などといった表示があるものを選ぶようにしましょう。また、天然由来や植物由来成分でできた除菌グッズなら、直接触れたり舐めてしまっても安心です。
ちなみに赤ちゃん用の除菌グッズであれば、基本的にこれらのポイントをクリアしていることがほとんどです。
タイプで選ぶ
もうひとつの除菌グッズを選ぶポイントは、適切なタイプを選ぶことです。
- スプレータイプ:広範囲向け
- シートタイプ:外出向け
- ジェルタイプ:徹底除菌向け
赤ちゃん向け除菌グッズには3つのタイプと、それぞれのおすすめシーンがあります。
スプレータイプ
スプレータイプは、片手で手軽に使うことができます。
机やソファーなどの家具、カーペットやフローリング、ベビーベッドや寝具などにシュッと吹きかけるだけで広範囲を手軽に除菌できるため、除菌グッズの中でも一番使いやすいでしょう。
さらに消臭までしてくれるスプレーが多く、オムツ臭にも使えます。
ウェットティッシュタイプ
一方、ウェットティッシュのようなシートタイプは、持ち運びがしやすくお出かけにおすすめです。
人がたくさん集まるショッピングモールや児童館、病院のおもちゃなどウイルスが気になる場所で使います。
近くに洗う場所がなくても、シートなら拭くだけで除菌ができます。また、自分の子どもが使ったおもちゃは、拭いてから返却するというのもマナーのひとつ。
ジェルタイプ
ジェルタイプは除菌効果が高いものが多いため、徹底した除菌に向いています。
大人が赤ちゃんに触れる前の手の除菌に使うといいでしょう。
ただ、ジェルタイプはアルコール入りの製品が多いです。赤ちゃんの手に直接使うのはおすすめできませんので、注意が必要です。
【場所・アイテム別】赤ちゃんのいる家庭の正しい除菌方法

ここからは、赤ちゃんのいる家庭の正しい除菌方法について紹介します。
赤ちゃんが触れる代表的な場所やモノにはこのようなものがあります。
- ベビーベッド・布団
- ベビーカー・ベビーシート
- おもちゃ
- 床
日頃から掃除する場所でもありますが、ただ洗ったり拭いたりするだけでは正しく除菌できているとは言えません。
赤ちゃんをウイルスから守るためには「場所やモノに合った除菌グッズ」を「正しく使う」ことが重要です。
ベビーベッド・布団の除菌方法

ベビーベッドや布団の除菌にはスプレータイプがおすすめです。
シュッと吹きかけるだけですぐに除菌ができ、乾燥の時間も必要ありません。
もちろん丸洗いする方がより確実ですが、洗濯が難しければ、定期的にクリーニングに出すと良いでしょう。
ベビーカー・ベビーシートの除菌方法

外出時に欠かせないベビーカーや、赤ちゃんを車に乗せる際に使うベビーシートの除菌には、スプレータイプが最適です。お出かけから帰ってきたら、全体に除菌スプレーをシュッと吹きかけると良いでしょう。
また、赤ちゃんの手や口が触れやすい部分はシートタイプを使い、拭き取るように除菌することが理想的です。
しかし使用頻度が高いため、シートタイプでは消耗の激しさが気になるところ。適度に使い分けましょう。
おもちゃの除菌方法

おもちゃの除菌は、素材によって除菌方法が異なります。
プラスチック製やゴム製おもちゃの場合は、シートタイプを使って拭き取るようにして除菌しましょう。
さらにしっかりと除菌したいときは、煮沸が確実です。熱湯に15分程浸けるか、日光に当てる天日干しも除菌効果が期待できます。
一方で、ぬいぐるみなどの布製おもちゃの場合は、日常的にはスプレーで除菌するのがお手軽です。
さらに、定期的に洗濯機で丸洗いしましょう。ここで気をつけたいポイントは、洗濯後に乾燥機や天日干しなどで完全に乾かすこと。
乾燥しきらずに放置しておくと、雑菌が繁殖しやすくなります。家庭の洗濯機で洗うのが難しい場合、クリーニングに出すと安心です。
床の除菌方法

赤ちゃんにとって、床はハイハイしたりおもちゃで遊んだりする大切な場所です。
掃除機や拭き掃除だけでなく、除菌もしっかりしておきたいところ。床の除菌はスプレータイプで簡単に除菌できます。
そしてカーペットを敷いている場合、スプレータイプの除菌も良いのですが丸洗いできるとベストなので、家庭で洗えるカーペットを選んだり定期的にクリーニングに出したりして、清潔な状態を保ちましょう。
こんな時どうする?赤ちゃんと除菌に関するQ&A

赤ちゃんがいるご家庭にとって、除菌は難しい問題です。
免疫のつく時期まではしっかり除菌をしておきたいけれど、やりすぎると免疫力が低い子になってしまうのでは?と悩むことも。
そんなパパママのために、赤ちゃんと除菌に関するQ&Aをまとめました。適切な除菌ができるよう、ここで不安を解消しておきましょう。
赤ちゃんも手洗いが必要?やり方は?

赤ちゃんの手はいろいろなものに触れますから、清潔にしておきたいもの。しかし、首の座っていない赤ちゃんは、手洗いの必要はありません。
無理に水道で洗わせると、落下してしまう可能性があり危険です。
濡らしたタオルで拭き取るか、赤ちゃん用の除菌シートで手をぬぐってあげると良いでしょう。
また、首が座ってきたら水道を使って手を洗ってもいいでしょう。ぬるま湯で手を濡らし、泡で包むように洗います。
この時、熱いお湯を出したり、赤ちゃんのお腹を圧迫しないよう注意が必要です。
除菌のしすぎは良くないって本当?

あまり神経質になって除菌しすぎると、免疫力の低くなったり、除菌ジェルなど除菌効果の高いものを赤ちゃんに使いすぎると、手が乾燥して逆に菌を引き寄せてしまう可能性があります。
しっかりと除菌をすべきポイントは、感染症の疑いがあるときや人が集まる場所にいるとき。
それ以外は普段通りの掃除と、赤ちゃんがよく触るものを定期的に除菌すると良いでしょう。
除菌グッズがない!代用できるものはある?

外出先で除菌グッズがなかったり、ドラッグストアで手に入らなかったりした時は、代用できるものを使いましょう。
水に濡らしたティッシュで気になる場所を3回拭き取ると、ばい菌の大半を除去できると言われています。また、室内であれば適度に換気をすることも大切です。
赤ちゃんが除菌剤を舐めちゃった!対処法はある?

赤ちゃんが除菌剤を舐めてしまったら、まずは状況を冷静に判断しましょう。
除菌したおもちゃや家具、消毒した大人の手を舐めてしまった場合は、除菌してからしばらく時間が経っていれば問題ありません。
また、除菌剤を直接舐めてしまった場合は、水をたくさん飲ませて様子をみましょう。
消毒用アルコールであれば、血中アルコール濃度を低下させる必要があります。
もしどれくらい舐めたかわからない、飲んでいる可能性があるという場合には、速やかに専門機関に電話をして受診が必要かどうか相談しましょう。
赤ちゃんの月齢や、誤飲した除菌剤の種類などによって、受診すべきかどうかが異なるのです。
場所やモノによって除菌方法を使い分ける

赤ちゃんの除菌グッズと、正しい除菌方法について紹介してきました。
赤ちゃんを守るためには、除菌場所やモノによって適切な除菌を心がけたいもの。
とはいえ、赤ちゃんのお世話をしながら、除菌にも気を配るのは大変。風邪や感染症の疑いがあると、手いっぱいになり、除菌まで手が回らないこともあるかもしれません。
そんなときは、専門業者に依頼して家中まるごと除菌するのがおすすめです。
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